【社外レポート】マスクについて正しく理解していますか?
あなたにとって「マスク」とはどういった存在でしょうか。
新型コロナウイルス・PM2.5・花粉症対策などで日々マスクが話題になることが多い昨今、改めて考えてみると、「私たちはマスクについてそれほど詳しくないのでは」と疑問に思う事があります。
種類だけでも、衛生マスク・サージカルマスク・N95マスクといった種類があり、装着時の感覚や本当に効果があるのだろうか、といった点まで考え始めると疑問点は尽きません。
そんな疑問を解決するには、聖路加国際大学大学院 公衆衛生学研究科 大西一成 准教授の著作物「マスクの品格」がおすすめです。
「マスクの品格」では、マスクを効果的に活用するための選び方・着脱方法から各マスクが適しているケースを、日常的な面から専門的な面まで分かりやすくかつ理論的に解説しており、全てのマスクユーザーの知りたい事が網羅されています。また、マスクを使う理由である花粉や粉じん・ウィルスについても理解を深める事ができます。
大西先生は本書内で、大切なのはマスクのフィルター性能だけではなく、マスクが漏れていないか(外の粒子がマスクの内側に入っていないか)にも目を向けることだ、と言及しています。
特に粉じん濃度の高い作業現場や専門的な場所で使用されるN95マスクは、装着に不備があると有害物質から身を守る事ができません。健康を守るためには、マスクが自分の体にあっているのか、目的にあっているのかを確認しなければなりません。
著書内でもご紹介いただいておりますが、弊社ではマスクがあっているのか、正しく着用されているかを測定値による客観的かつ数値的な判断をするための装置を取り扱っております。
本装置は、高性能かつわかりやすいユーザーインターフェースを備えており、信頼性の高いデータを取得する事ができます。
皆様もこれを機会に、日常的利用・専門的利用問わずマスクについての理解を深めてみてはいかがでしょうか。